HOME > SPECIAL TOPICS「気になる口臭の原因とケア」
February 28. 2013

にんにく、にら、ねぎ、らっきょう、たくあん、納豆などニオイの強い食べ物、アルコール、たばこ

胃腸、肝臓、気管支炎、糖尿病、鼻やのどの病気

歯周病、むし歯

口臭の原因の85%は口の中といわれています。たまごが腐ったような揮発性硫黄化合物、たんぱく質や炭水化物の分解産物など20種類以上のニオイ成分が集まっています。

歯垢に含まれる細菌は、食べかすをエサにし、時間の経過とともに分解・腐敗しニオイを発します。

舌苔と呼ばれる舌の表面についた白っぽい汚れから発生します。


唾液が少ないと口の中の自浄作用が弱まり、口臭が強くなります。朝起きたとき、食後3時間頃がそのピークです。

食べかすが腐敗する前が勝負。「食べたらすぐにみがく」を習慣にしましょう。抗菌作用のある洗口剤も便利です。

舌を傷つけないように舌専用のブラシやペーストを使い、優しくこすって落とします。

よくかむと唾液の分泌量が増えて、自浄作用も高まります。消化を助けて胃をいたわる意味でも効果的。

緊張や疲労が強いと唾液が減少し、口臭が強くなります。リラックスを心がけましょう。

ニコチン、タール自体が悪臭。喫煙によって歯周病が悪化し、そのために口臭が一層強くなることも。

レモンに含まれるクエン酸は、食べかすの腐敗を抑える効果が。牛乳のたんぱく質は、にんにくのニオイ成分アリシンを包み込みます。緑茶のカテキンには殺菌、フラボノイドには消臭効果があります。

本当は口臭などないのに、あると思い込んでしまう心因性の口臭で悩む方も。どうしても気になる場合は「口臭測定器」で客観的に診断してもらいましょう。まずは歯科医師に相談してみませんか?

毎日のセルフケアを頑張ってもやっぱり口臭が気になる!という方には、プロによる歯のクリーニングがおすすめです。みがき残し汚れや口臭の原因菌を取り除き、スッキリきれいにしてくれます。
